春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
今月の秀句 - 蟇目良雨抄出

2016年10月(通巻447号)

今月の秀句(棚山波朗抄出)2016年10月号

藜いま杖の丈なるわが生家   池内けい吾          

晴耕・雨読集●2016年10月号(通巻447号)

卯の花の咲く路地奥のかけはぎ屋  池内けい吾

2016年10月●通巻447号

平成28年10月号/目次   10月の俳句 …………………………………………………………  秋の浜〈主宰近詠12句〉 ………………………… 棚山波朗  熱帯夜〈近詠7 句〉 ………………………………   川澄祐勝  更衣 …

月刊俳句雑誌「春耕」2016年10月号(通巻449号)-俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

耕人集●2016年10月号(通巻447号)

夜泣子の生もひたむき明易し     小島利子

棚山波朗主宰近詠●2016年10月号(通巻447号)

打ち寄せしもの置き去りに秋の波   棚山波朗

俳句時事(174) 作句の現場「月山登山」2016年10月号

私はこれまでに月山へ3度登っているが、3度とも好天に恵まれた。約百種もあると言われる 高山植物に直接触れ、頂上からの雄大な景観に見惚れるなど、夏山の醍醐味を大いに楽しむことが出来た。8合目から歩き始めて4時間近くかけてようやく頂上に辿り着いた。一説には芭蕉は湯殿山を参拝した後再び戻ったとあるが、その体力と精神力には驚くばかりである。

自由時間 (41) 2016年10月号

正岡子規は、明治29年5月から9月まで、新聞「日本」紙上に、読者からの質問に答える形式の「俳句問答」を連載した。36のいろいろな質問に丁寧に答えている。質問は多岐にわたるが、その中からいくつかを現代語に直して紹介する。

曾良を尋ねて (86) 2016年10月号

伊達騒動の原因 そのⅡ 原田甲斐宗輔の人物像 ー 考察 乾佐知子

鑑賞 現代の俳句 (101)2016年10月号

おほらかに日へひらききり大賀蓮   鍵和田秞子[未来図]

子規の四季 (73) 2016年10月号 子規の誕生日

子規の誕生日は、新暦では10月14日である。しかし、子規は自身の誕生日をずっと旧暦で祝っていたようだ。妹律の思い出話によると、根岸に親子3人で暮らすようになってからの子規は、毎年旧暦9月17日には赤飯を炊かせ、隣の陸羯南宅へも届けさせていたという。 明治34四年(1901)10月27日、子規は1日繰り上げて34歳の誕生祝いをした。『仰臥漫録』には、こう記されている。

衣の歳時記(79) 2016年10月号

─ 時代祭 ─ 10月は収穫の最盛期である。稲の刈入れを終えると、新穀を供え神に感謝する秋祭を執り行う地方も多い。澄み渡った青空の下、繰り出した神輿の周りに笑顔の人々が集まる。

伊勢物語の面白さを読む (27) 2016年10月号

回に続く話(第八十二段、渚の院)がまだある。 かへりて宮に入らせたまひぬ。夜ふくるまで酒飲み、物語して、あるじの親王、酔ゑひて入りたまひなむとす。十一日の月もかくれなむとすれば、かの馬の頭のよめる。 あかなくにまだきも月のかくるるか山の端は逃げて入れずもあらなむ

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