春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
主宰近詠 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

2016年5月(通巻442号)

棚山波朗主宰近詠●2016年5月号(通巻442号)

夜桜に一歩近づき自得とす   棚山波朗

月刊俳句雑誌「春耕」2016年5月号(通巻449号)-俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

耕人集●2016年5月号(通巻442号)

掬ひたる度に場の沸く闇汁会  日浦景子

晴耕・雨読集●2016年5月号(通巻442号)

初富士へ威儀正しゐる烏帽子岩 武田襌次

俳句時事(169) 作句の現場「蜃気楼」2016年5月号

富山湾の蜃気楼もそのうちの一つ。毎年三月から六月にかけて発生するが、実際に目にすることは難しい。私の長年の念願がようやく叶ったのは数年前の春の連休が終る頃だった。その日の気温はそれほど暑くも寒くもなく、時折弱い風が吹くさわやかな日和であった。

自由時間 (36) 2016年5月号 BRTに乗る

代替交通機関として整備されたのがBRT(バス・ラピッド・トランジット)である。JRは「バス高速輸送システム」と呼んでいる。線路を撤去して整備した専用道路を走行し、早期に整備することのできない区間は一般道を走行するバスである。

曾良を尋ねて (81) 2016年5月号

曾良を尋ねて 81 乾佐知子 松島における「奥の細道」と「曾良隨行日記」との矛盾 前稿の までは「奥の細道」の内容に従って解読してきたが、今回より少し視点を変えて曾良の「隨行日記」に添って話を進めていきたい。その理由とし …

鑑賞 現代の俳句 (96) 2016年5月号

加湿器に虹の生まるるそんな朝   小林篤子[鶴]

子規の四季 (68) 2016年5月号 病牀苦語

子規の「病牀苦語」の冒頭の1節。署名は「子規口述」となっており、病床で筆を持てない子規が口述し、妹・律が筆記したものと考えられる。  此頃は痛さで身動きも出来ず煩悶の余り精神も常に穏やかならんので、毎日二三服の麻痺剤を飲んで、それでやうやう暫時の麻痺的愉快を取つて居るやうな次第である。

衣の歳時記(74) 2016年5月号

─ 夏 羽 織 ─ 時折、空や明るい日差しの中に夏の兆しを感じる五月。さ緑の美しい梢が風と響き合っているような心躍る季節である。

伊勢物語のおもしろさを読む  (22)  2016年5月号

おきのゐて身を焼くよりも悲しきはみやこしまべの別れなりけり

はいかい漫遊漫歩(38)(39) 2016年5月号

ノーベル物理学賞とイタイイタイ病 ファッション・ランドセル

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