春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

韓の俳諧(28)2021年6月号

『京城日報』は『ホトトギス』系とされることが多いが、必ずしもそうではない。『俳諧鴨東新誌』を主宰した京都の上田聴秋が、『京城日報』の選もしている。また、浜松の松島十湖にも撰を依頼している。

自由時間 (95) 2021年5月号

宇宙には無数の星がある。われわれが夜空に見る星ですらあの数だ。地球に光が届いている銀河の数は少なくとも1700億個で、それぞれの銀河に含まれる恒星の数は、小さい銀河で1000万程度、巨大な銀河では100兆個に達する。そのほかに惑星や彗星があるから、まことおびただしい数の星を見ていることになる

「日本酒のこと」(6) 2021年6月号

我々は日頃漠然と日本酒と呼んでいますが、これを大辞林で引くと「日本特有の酒、特に清酒をいう」とあります。日本特有の酒といえば焼酎も昔から日本の伝統的なお酒ですが、日本酒とは別物として認識されています。

曾良を尋ねて(141) 2021年5月号

異論は諸説あるが各地での丁重な扱いに曾良は松平忠輝のご落胤であると改めて筆者は確信するに至った。

鑑賞 「現代の俳句」(2)2021年5月号

二兎を追ふほかなし酷寒の水を飲み 有馬朗人

古典に学ぶ (94)源氏物語2021年5月号

『源氏物語』に描かれた「病(やまい)」② 18歳の若き光源氏の心身を蝕んでいる潜伏性の「病(やまい)」とは、言うまでもなく義理の母である藤壺との密通という罪の意識、そして、その事実が世間に知られれば身の破滅となりかねない。さらに父桐壺帝を欺き続けるという良心の呵責は不断に光源氏を責め続けていたに違いない。

はいかい漫遊漫歩(158)(159)2021年5月号

自作の江戸時代小説シリーズ『剣客商売』に登場する料理をまとめた池波正太郎著『庖丁ごよみ』(新潮文庫)で実作再現を担当した近藤文夫さん(銀座「てんぷら近藤」店主)は、同書に寄せて書く。〈病院にお届けし、先生に召し上がっていただいた最後の料理は海老とそら豆の天丼、それに豆腐の赤だしと蕪のお新香でした。海老はやや太めのが四本、これをみな食べて下さいました。亡くなる一週間前のことです。〉 日本橋にあった魚河岸の屋台で、揚げ立ての天ぷらを立食いで食べさせるようになったのは、江戸時代の初め。河岸で働く人々を相手に登場した握り寿司と同じで、仕事の合間に手っ取り早く腹を満たすファストフードだった。

韓の俳諧(27)2021年5月号

朝鮮総督府の機関紙京城日報は、2003年に縮刷版が刊行された。京城日報は、大衆文芸の懸賞募集を積極的に行い、俳句をはじめ川柳、俗謡、狂歌などの懸賞を募集した。俳句の選者は、橋本牛人であった。

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