春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

「俳句文法」入門 (58) 2023年12月号

文中にあって、活用語に付き、接続詞のように上下の文節をつなぐ助詞を接続助詞という。順接、逆接、単純接続の三つがある。次は順接の仮定条件を表す接続助詞である。

「日本酒のこと」(36) 2023年12月号

日本酒が我が国の文化伝統の重要な一翼を担っていることは当然のこととして、私が執筆に際して心掛けたことの第一は、昨今の日本酒離れの大きな原因である日本酒に関する誤解や偏見を正すとともに、日本酒の急速な進化についての正しい知識と情報を提供することです。その二は、日本酒造りの環境が杜氏の多様化や清酒酵母菌の開発競争等の技術革新により大きく変化している実情を知ってもらうことです。その三は、日本酒の種類の多様性と同時に飲み方や味わい方も多様であることを認識してもらい、一人でも多くの方に日本酒ファンになってもらうことです。

鑑賞 「現代の俳句」(32)2023年11月号

朝顔の力をこめてしぼみをり 和泉直子

古典に学ぶ (124)源氏物語2023年11月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑧ 葵上④ 葵巻後半は、源氏を中心に相戦う女性の恨みの現れとしての生霊の妖しい物語である。

はいかい漫遊漫歩(218)(219)2023年11月号

人気テレビ番組「プレバト!!」(MBS/TBS系)の初代俳句永世名人の俳優、梅沢富美男さんの表題の初句集『一人十色』(ヨシモトブックス刊)が、2023年4月の初版発売から2か月足らずで4刷となる人気ぶり。

韓の俳諧(57)2023年11月号

雑誌『朝鮮公論』の俳壇は、青木静軒が選者をしていた時には安定していたが、その後は選者が頻繁に代わったり、休載となったりした。1925年7月号から、突然に臼田亞浪選となった。これにより、韓半島に『石楠』の俳人が増え、支部もできた。韓国の俳壇史においても、『石楠』の歴史においてもこれは無視すべきではない。

「俳句文法」入門 (57) 2023年11月号

「ゆ」は体言(名詞)と動詞の連体形に接続する。便利な一字一音なのでどんどん使ってほしい。

「日本酒のこと」(35) 2023年11月号

日本酒は、稲作文化とともに古来より我が国の生活に深く根差した国酒です。それだけに日本酒にまつわる季語は実に多彩であり、春の「花見酒」、夏の「冷酒」、秋の「月見酒」「紅葉酒」「温め酒」、冬の「杜氏来る」「寒造」「雪見酒」「燗酒」等があります。

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