春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

俳句時事(175) 作句の現場「深秋の高麗郡」2016年11月号

 高麗郡は埼玉県日高町から飯能市にかけての丘陵一帯で、かつて朝鮮から渡来した高麗人が開拓した土地だと伝えられている。7世紀半ば、百済と高句麗が新羅によって滅ぼされたため、数千人が日本に亡命した。その多くは武蔵野に移住し、先に渡来していた高麗王若光によって統治されたと言う。

自由時間 (42) 2016年11月号

理屈の多い句は、何ら面白い感じを 起さないので、これを無趣味とも趣味が少ないとも評するのである。 正岡子規

曾良を尋ねて(87)2016年11月号

伊達騒動の原因   藩主伊達綱村の逼塞

子規の四季(74) 2016年11月号

もゆるなすみ庭の紅葉照りませどみこのみことのみゆき まちかねつ            左千夫 

鑑賞 「現代の俳句」(102)2016年11月号

虫干しの軸よりひびく波の音   三枝正子[一葦]

衣の歳時記(80) 2016年11月号

─股引 ─四季の移ろいの中で、よりはっきりとその気配を感じるのは夏と冬である。ことに冬は、寒さが体に堪える分敏感に反応する。寒さが身に添う11月は、冬の到来を受け容れ、守りに入る時候といえよう。  

はいかい漫遊漫歩(50)(51) 2016年11月号

詩人、清水哲男さんが1996年に開設したウエブサイト歳時記『増殖する俳句歳時記』が20年を節目に終了。搭載句7306句。一般的な俳句歳時記は季語の短い説明と例句の校正だが、『増殖する俳句歳時記』は搭載句全句鑑賞付きが特長。

伊勢物語の面白さを読む(28)2016年11月号

いでてゆく君がためにとぬぎつればわれさへもなくなりぬべきかな むかし、男、いとうるはしき友ありけり。かた時さらずあひ思ひけるを、人の国へいきけるを、いとあはれと思ひて、別れにけり。

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