春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
主要同人俳句作品

か行

木﨑七代

翡翠の影置き去りに飛び立てり      木崎七代

木曾令子

白牡丹影も大きく咲きにけり     木曾令子

木村てる代

鷽替へて少し身軽くなりにけり  木村てる代

●草地たみこ

ポケットに古砥部陶片水ぬるむ  草地たみこ

久保木恒雄 

少しならと酒許されて初鰹  久保木恒雄

窪田明

狂言師秋の扇をのみほせり  窪田 明

窪田季男

昼月の宇陀の丘辺のかぎろへる   窪田季男

●久保田順子

比良八荒の雨粒粗く打ちはじむ 久保田順子

倉林美保

母ほどは鳴らぬほほづき母癒えよ  倉林美保

黒田幸子

武者振りの樟の大樹や青葉風  黒田幸子

小池伴緒

団栗の独楽の斜めに走りけり 小池伴緒

小池浩江

灯籠の父の名ゆらぎつつ流る 小池浩江

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