春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
俳句会同人による吟行記録

沖縄

【冬】本部半島吟行会

沖縄島北部を目指し出発。大嶺氏から沖縄島南部、中部、北部の地質や動植物の特徴についてお話しがあり、カルスト地形、ドリーネ等実際に見ながらの学習はよく理解できた。西海岸の海はコバルトからエメラルド、青、蒼、紺、瑠璃紺と見事なグラデーションで広がっていた。瀬底島では「石嘉波神社」の探索。翌日は、羽地ダム、屋我地、今帰仁村の隆起珊瑚礁の島古宇利島へ。昼食後、名護博物舘見学。

【冬】世界遺産中城城趾、安谷屋城吟行

 中城城跡は、三〇〇余のグスクの中で遺構が残されて、護佐丸(?─1458)の城跡として名高い。その墓は、一番古い亀甲墓と言われている。  城は連郭式になっており、六つの郭で構成される。琉球石灰岩の切石で積まれ、その芸術性 …

【冬】浦添城合同吟行記

浦添城の歴史は古く、鎌倉時代に遡り、既に英祖王統の野面積み、浦添ようどれと極楽寺を造営したと伝わり、室町時代察度王統には高麗瓦葺きの建物ができ、王宮とされる。1406年尚巴志に滅ぼされ、首里に王宮が移される。以後第二尚氏の尚寧王の1620年にようどれを改修。第二尚氏は400年続いた。

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