2024年3月1日 2024年3月(通算536号)
夫想ふ時効はあらじ秋の月 佐藤和子
2024年2月1日 2024年2月(通算535号)
秋簾捲き上げ夕日こぼしたる 小川爾美子
2024年1月1日 2024年1月(通算534号)
畑に獲る一番長き茄子の牛 三瓶三智子
2023年12月1日 2023年12月(通算533号)
蟬の鳴く国へ帰りて熟寝かな 山﨑眞知子
2023年11月1日 2023年11月 (通算532号)
捨て切れぬ母の背あとの籐寝椅子 岡本利惠子
2023年12月17日 2023年10月(通算531号)
夕立のあとに飛びだす鳩時計 青木典子
2023年9月1日 2023年9月(通算530号)
髪洗ふ憑物一つ落とすごと 桑島三枝子
2023年8月1日 2023年8月(通算529号)
ふたりゐて一人の心夕桜 岩波幸
2023年7月1日 2023年7月(通算528号)
人混みの中の静けさ梅まつり 高瀬栄子
2023年6月1日 2023年6月(通算527号)
初刷の連載小説山場かな 中村宍栗
2023年5月1日 2023年5月(通算526号)
冬うらら絵馬は他国語受け入れて 飯田畦歩
2023年4月1日 2023年4月(通算525号)
あの中のひとつは母か枯木星 小林美智子