2023年5月1日 2023年5月(通算526号)
蕗味噌や日の出待たずに山仕事 峯尾雅文
2023年4月1日 2023年4月(通算525号)
水餅や母者を父として育ち 峯尾雅文
2023年3月1日 2023年3月(通算524号)
突然の富士の姿や米こぼす 島村若子
2023年2月1日 2023年2月(通算523号)
船頭は陸に身を解く木の葉髪 峯尾雅文
2023年1月1日 2023年1月(通算522号)
鯛焼に行列できる街に住み 高橋栄
2022年12月1日 2022年12月(通算521号)
七里ヶ浜帰燕の後のしほけぶり 大胡芳子
2022年11月1日 2022年11月(通算520号)
酔芙蓉より始まれる暮色かな 弾塚直子
2022年10月1日 2022年10月(通算519号)
更けてより踊り上手の入りにけり 飯田畦歩
2022年9月1日 2022年9月(通算518号)
鎌倉や梅雨の匂ひの満ち満ちて 五味渕淳一
2022年8月1日 2022年8月(通算517号)
塒へと続く一刷毛春の虹 澤井京
2022年7月1日 2022年7月(通算516号)
転舵して五月の風を裏返す 飯田畦歩
2022年6月1日 2022年6月(通算515号)
茎立や老いて現役押し通す 林美沙子 大空の鼓動を指に凧を揚ぐ 飯田畦歩