春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
俳句会同人による吟行記録

国内

【秋】深川吟行

小名木川との合流点に、隅田川を見下ろす作りの展望庭園に蕉翁像がある。展望庭園を降りて裏通りを歩くと赤鳥居に幟の林立する芭蕉稲荷(芭蕉旧居跡と言われる)、船番所跡などある。三菱創始者岩崎弥太郎が作った清澄庭園は庭石の美しさで有名だ。芭蕉記念館内には芭蕉の歩いた道と、そこでの主な作句を表した大地図や遺愛の石蛙他の資料の展示があり芭蕉の全体像を知ることが出来る。

調布句会

【春】府中市浅間山吟行記

浅間山は府中市の中心よりやや東寄りに位置し、多摩の台地が古多摩川や他の川に浸食されてできた堂山・中山・前山の三つの頂を持つ標高八〇mの山で、絶滅危惧種の金蘭・銀蘭や固有種の武蔵黄菅など植物の宝庫。

府中市浅間山吟行記

【春】青梅市「吹上しょうぶ公園」吟行

吹上しょうぶ公園は、JR青梅線河辺駅北口からバスで約十分。勝沼城址歴史保全地域に囲まれた二ヘクタールの谷戸地。谷戸保全のために花菖蒲を主体として整備されており、毎年六月には「花菖蒲まつり」が開催されている。

青梅市「吹上しょうぶ公園」

あきる野花祭り吟行(4月8日)

「東秋留」地区は奥多摩の入り口に位置し農業中心の村だったが、昭和四十年代以降都市化が進んだ。それでも近郊農業も盛んで、武蔵野特有のの豊かな自然が残る。この地域には昔から多くの寺院が点在し、三十年前から「花まつり」の日に近在の八寺を巡拝する「オリエンテンプリング」が行われ、花まつり参拝と花見を兼ねた近隣の人達の人気スポットでもある。

あきるの花祭り

亀戸天神鷽替え(1月25日)東照宮寒牡丹吟行

亀戸天神はもと東宰府天満宮とも呼ばれ大宰府天満宮と同じく鷽替神事も許された由緒あるお宮。太鼓橋の上からは本殿左側の授与所前に古い木彫鷽を納めて新しい鷽を授かる長い行列ができる。

上野東照宮寒牡丹吟行

谷保天満宮どんど焼き吟行(1月11日)

谷保天満宮は東日本最古の天満宮であり、亀戸天神社・湯島天満宮と合わせて関東三大天神と呼ばれる。道真公は文学の神、詩歌の神として多くの人々に崇められ、谷保天満宮も左義長、合格祈願、七五三の祝等で大いに賑わう。

谷保天満宮どんど焼き吟行

泉岳寺義士祭吟行(12月14日)

十二月十四日は義士討入りの日で義士祭が行われる。両国の吉良邸跡とその界隈を巡ってから両国橋を歩いて渡り、泉岳寺で義士の墓参をする吟行を行った。

泉岳寺義士祭吟行

【夏】秋田西馬音内(にしもない)盆踊吟行記

平成19年9月18日/山形の阿部月山子さんのお世話で日本三大盆踊のひとつ秋田・西馬音内盆踊を見る機会があった。

秋田西馬音内(にしもない)盆踊吟行記

【夏】下北吟行鍛錬会

下北吟行鍛錬会(平成18年7月16日・17日) 海の日の祝日に合わせて吟行会を開いたところ遠方にも拘らず27名の参加があった

下北吟行鍛錬会

【秋】高千穂夜神楽吟行会

高千穂夜神楽吟行会(平成17年11月21日〜23日)

高千穂夜神楽吟行会

【夏】山形東根温泉・山寺吟行句会

山形東根温泉・山寺吟行句会(平成17年6月19日)皆川盤水先生第十「さくらんぼ句碑」除幕式に参列した翌日、有志で東根市内サクランボ園、大欅と山寺(立石寺)の吟行を行った。梅雨時にも拘わらず晴天の出羽地方を楽しむことが出来た。時期はサクランボの最盛期で、至る所にサクランボの赤いつぶらな実が顔を覗かせてくれる良き時節であった。宿は東根温泉のホテル「花の湯」

山形東根温泉・山寺吟行句会

【春】京都吟行(祗園・鞍馬・貴船ほか)

平成17年2月5日〜6日・京都ザ・パレスサイドホテルで新年俳句大会を済ませて後によるの祇園散策になった。霙混じりの寒さはいかにも京都らしい。 八坂神社から東山の料亭街を歩いて堀川河畔の吉井勇歌碑まで約一時間の散策。凍えるような体を居酒屋「かっぱ」で暖める。

早春の京都吟行会(祗園・鞍馬・貴船ほか)
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