春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
主宰近詠 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

2025年1月(通算546号)

蟇目良雨主宰 作品●2025年1月号(通巻546号)

太箸をほとけの妻に置きにけり   蟇目良雨

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2025年1月号

さいならとをんな手を振る西鶴忌   関野みち子

鑑賞 「現代の俳句」(46)2025年1月号

胡桃蹴り毬栗を蹴り遠野行く   小圷健水〔初桜・秀〕

2025年1月●通巻546号

皆川盤水論 「かびれ」時代を検証する  蟇目良雨

月刊俳句雑誌「春耕」2025年1月号(通巻546)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

耕人集●2025年1月号(通巻546号)

咲き揃ふ子らの朝顔参観日 河内正孝

晴耕集●2025年1月号(通巻546号)

ただならぬ秋の暑さや先師の忌   池内けい吾

はいかい万華鏡 (9) 2025年1月号

広重の「東海道五十三次」がよく売れたのは旅に出かけなくても土地の名所、名産、言い伝えが一枚の絵に込められていて実際に行った気分にさせたことである。例えば箱根宿「湖水図」では険しい峠道を中央に配し左半分には芦ノ湖と遠くに富士山を配している。歩けば苦しくなる峠を誇張して描くことで見る者を旅をしている気分にさせたのだ。

雨読集●2025年 1月号(通巻546号)

眉描いてけふの暑さを乗り切らむ   内海トミコ

韓の俳諧(71)2025年1月号

1935年10月20日午後、「石楠」の「臼田亞浪師歓迎俳句大会」が開かれ出席者は100人を越えた。席題は秋一般でした。21日は夜汽車に乗るまで、休養日だったが、亞浪は「石楠」の主な人々の家を訪問した。10月22日朝6時に大邱から乗り継ぎ 9時38分に慶州へ着いた。

「俳句文法」入門 (71) 2025年 1 月号

副助詞「だけ」は限度・限定を表す。

古典に学ぶ (138) 源氏物語 2025年1月号

「病」と「死」を物語はどう描いたかか㉑ 浮舟の死の決意② 中君は匂宮から薫との仲を疑われて以来、薫の恋慕を迷惑にも厄介にも思うようになっていた。ある時いつものように大君を忘れられないと話す薫に、大君によく似ている異母妹のいることを打ち明けた。それが浮舟である。

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