春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
今月の秀句 - 蟇目良雨抄出

2024年11月(通算544号)

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2024年11月号

朝顔のこみあげる紺ありにけり   高瀬栄子

耕人集●2024年11月号(通巻544号)

虎尾草の手招くごとく戦ぎけり 渡辺牧士

蟇目良雨主宰 作品●2024年11月号(通巻544号)

世に離れ住む年月や初紅葉        蟇目良雨

2024年11月●通巻544号

11月の俳句  初紅葉〈主宰作品12 句〉…………… 蟇目良雨 盤水一句観賞(55) ………………………蟇目良雨 波朗一句鑑賞(55) ………………………児玉真知子 晴耕集 …………………………… 同人作品Ⅰ  …

月刊俳句雑誌「春耕」2024年11月号(通巻544)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

晴耕集●2024年11月号(通巻544号)

羅や贔屓迎へる役者妻   堀井より子

はいかい万華鏡 (7) 2024年11月号

卑弥呼がシャーマンだけの指導者でなかったことが共通認識になっている現代において、卑弥呼の時代から現代まで日本が外国から侵略されずに二千年近く独立を保っていることに、女性の力が随所に幾度も発揮されてきたことを認識すべき時が来たのではないかと思うのである。

雨読集●2024年 11月号(通巻544号)

蒼天へ紅掃くやうに合歓の花  大溝 妙子

鑑賞 「現代の俳句」(44)2024年11月号

梯梧咲く地下に埋もれしものの声   小瀬寿恵〔燎〕

古典に学ぶ (136) 源氏物語 2024年11月号

「病」と「死」を物語はどう描いたかか⑳ 紫の上⑤  紫の上亡き後、物語は故人を追悼しながら、いかに心静かに出家を遂げるべきか、そのことだけを求めて生きる光源氏の日々がわびしく綴られている。亡き紫の上を偲ぶしみじみとした哀感が漂う。

「俳句文法」入門 (69) 2024 年 11 月号

佐渡おけさに「佐渡はいよいか住みよいか」と歌われるこの「か」はどういう意味か聴くと、疑問の意味に捉える人が少なくない。が、この「か」こそ詠嘆・感動を表す終助詞の「か」なのだ。

韓の俳諧(69)2024年11月号

臼田亞浪と石原沙人は1935年9月19日の朝を、今の北朝鮮東北部の朱乙(チュウル)温泉で迎えました。この日は羅津(ナ ジン)へと北上し3年前から築港工事をしていた知り合いに案内してもらった。ケーソン工場が亞浪の印象に残った。19日の夜と20日の朝は、作句や「石楠」への通信文の執筆に充てた。そして雄基発の列車で北西の国境へ向かい旧満洲国の圖們駅で盛大な出迎えを受けた。

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