春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

古典に学ぶ (128)源氏物語2024年3月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑫ 六条御息所の死② 六条御息所は『源氏物語』の中では比較的早く退場してしまうが、その存在感は絶大である。

はいかい漫遊漫歩(226)(227)2024年3月号

子どもの遊びの秋の季語に本題「海蠃(ばい)廻し」傍題「海蠃打ち」「べい独楽(べーごま)」がある。そもそもは江戸時代に巻貝の一種「海蠃貝(ばいがい)」に重みをつけるため土や蝋、鉛などを詰めて独楽遊びしたのが発端。

「俳句文法」入門 (61) 2024年3月号

未然形に接続する「ば」は順接の仮定条件を表す。 (もし…たら。もし…なら。と訳す。)

韓の俳諧(61)2024年3月号

『朝鮮公論』では7月号から小作文・短歌・長詩・俳句の上位三人に、賞金を贈呈する制度を始めた。大正15年7月号の臼田亞浪選俳壇では、三等 庄司鶴仙、二等 西村公鳳、一等 堤玆歛であった。庄司鶴仙は、石楠京城支部の創設者。西村公鳳は、その後鶴仙に代わり石楠京城支部の中心となったが、戦後金沢に引き上げ「風」に参加した。堤玆歛は石楠の人という以外はわからない。

鑑賞 「現代の俳句」(35)2024年2月号

落葉踏む口を噤めばすむことも 佐藤博美

古典に学ぶ (127)源氏物語2024年2月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑪ 六条御息所の死①  病を得て、衰弱した御息所は、御身の近くに源氏の御座所をしつらえ、ご自分は脇息に寄りかかってご返事などを申し上げる。久々の再会である。

はいかい漫遊漫歩(224)(225)2024年2月号

銀座の酒場の女将俳人と言えば、大方は「卯波」の鈴木真砂女を思い浮かべるだろう。銀座には、もう一人、戦災で店が消失するまで永井荷風、井伏鱒二、泉鏡花、水上滝太郎、籾山梓月、石川淳、堀口大学、城左門らが常連の文学酒場「おかざき」の女将俳人がいた。俳名ゑん女(本名岡崎ゑ以)。 己を前面に押し出し、ひけらかすことを厭い、ひたすら正岡子規の業績を世に伝え、残すために身を尽くした俳人がいた。俳人の名は柴田宵曲。詩人、随筆家、書誌学の人でもあった。

「俳句文法」入門 (60) 2024年2月号

「て」「して」は連用形に付く。「て」の上は連用形と覚える。「して」の上も連用形がくる。

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