蟇目良雨 主宰 作品
蒼鷹
一人欠けまたひとり欠け冬に入る
十一月十四日伊那男さん亡くなる
木曾駒ヶ岳のふところ目指せ蒼鷹(もろがえり)
鮞やみちのくは父母産んだる地
枯菊を焚き一握の灰残る
妻ほどに娘を頼る零余子飯
目の玉を洗ふや勤労感謝の日
往時を偲ぶ 二句
網入り蜜柑貰ふ夜汽車の別れかな
乾鮭を日に日に削いで呉るる父
やがて死ぬ景色の見えて冬構
冬の夜や遺言の無きが恐ろしき
糸を引く雨の一日お茶の花
角打に伊那男の影が年忘
- 2026年1月●通巻558号
- 2025年12月●通巻557号
- 2025年12月●通巻557号
- 2025年11月●通巻556号
- 2025年10月●通巻555号
- 2025年9月●通巻554号
- 2025年8月●通巻553号
- 2025年7月●通巻552号
- 2025年6月●通巻551号
- 2025年5月●通巻550号
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- 2025年2月●通巻547号
- 2025年1月●通巻546号
- 2024年12月●通巻545号
- 2024年11月●通巻544号
- 2024年10月●通巻543号
- 2024年9月●通巻542号
- 2024年8月●通巻541号
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- 2024年6月●通巻539号
- 2024年5月●通巻538号
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- 2024年3月●通巻536号





