春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

2021年4月(通算501号)

四季の野鳥 (13) 2021年4月号

水原秋櫻子門下の山谷春潮は、中西悟堂(日本野鳥の会の主宰者)に師事した人で、生態に即して従来の季語を見直し、新たな季語を提起し、昭和18年「野鳥歳時記」を著した。春潮の死後、昭和30年に長男の山谷渉が父の意向を受けてまとめた改訂版が出版された。 現代の俳句歳時記は、程度の差はあれ、この「野鳥歳時記」の恩恵に浴していると言える。

「日本酒のこと」(4) 2021年4月号

50代以上の中高年世代だと、花見酒等の楽しい思い出がある反面、日本酒は甘たるい、悪酔いする、酔うと臭い等のネガティブなイメージを持つ方が多いと思います。しかし、今の40代以下の若い世代に同じ質問をしたら全く異なった答えが返ってきます。「米の持つ旨味が口に拡がる」、「キレが良く喉越しが心地好い」、「白ワインみたいに香りがフルーティ」といったポジティブな評価が大半を占めるはずです。

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