春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

曾良を尋ねて (81) 2016年5月号

曾良を尋ねて 81 乾佐知子 松島における「奥の細道」と「曾良隨行日記」との矛盾 前稿の までは「奥の細道」の内容に従って解読してきたが、今回より少し視点を変えて曾良の「隨行日記」に添って話を進めていきたい。その理由とし …

鑑賞 現代の俳句 (96) 2016年5月号

加湿器に虹の生まるるそんな朝   小林篤子[鶴]

子規の四季 (68) 2016年5月号 病牀苦語

子規の「病牀苦語」の冒頭の1節。署名は「子規口述」となっており、病床で筆を持てない子規が口述し、妹・律が筆記したものと考えられる。  此頃は痛さで身動きも出来ず煩悶の余り精神も常に穏やかならんので、毎日二三服の麻痺剤を飲んで、それでやうやう暫時の麻痺的愉快を取つて居るやうな次第である。

衣の歳時記(74) 2016年5月号

─ 夏 羽 織 ─ 時折、空や明るい日差しの中に夏の兆しを感じる五月。さ緑の美しい梢が風と響き合っているような心躍る季節である。

伊勢物語のおもしろさを読む  (22)  2016年5月号

おきのゐて身を焼くよりも悲しきはみやこしまべの別れなりけり

はいかい漫遊漫歩(38)(39) 2016年5月号

ノーベル物理学賞とイタイイタイ病 ファッション・ランドセル

俳句時事(168) 作句の現場「河津桜」と「吊し雛」2016年4月号

寒さのまだ残るこの時期に伊豆で知られるもう一つのイベントが稲取の「雛の吊し飾」である。稲取駅から歩いて十二、三分のところに雛の館と呼ばれる「むかい庵」がある。 ここでは雛の「段飾り」を中心に多くの「吊し雛」が飾られている。

自由時間 (35) 2016年4月号

世界遺産で行って良かったところは、というアンケートを採ると、アンコールとマチュピチュが常に1、2位を争い、他を寄せつけない。どちらも廃墟である。 アンコールは、東南アジアで最も重要で広大な遺跡だ。面積は密林を含めて400平方キロに及び、数多の石造寺院が点在している。

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