韓の俳諧
韓の俳諧(2)2019年4月号
2019年4月1日 韓の俳諧
【千代女の献上俳句(中)】 加賀千代女の有名な、「朝顔に釣瓶とられてもらひ水」は、千代女の真筆画賛に「朝顔や…」とあり、本来切字 や を用いたものと考えられる。「朝顔に…」が有名になってしまったことが千代女の不運かもしれない。
韓の俳諧(1)2019年3月号
2019年3月1日 韓の俳諧
【千代女の献上俳句(上)】韓国とは、長い文化の交流があり、12回の朝鮮通信使の来日が江戸時代にあった。加賀藩では第11回の通信使へ千代女に俳句の献上を命じた。千代女は支考に絶賛された俳人で、伝説に事欠かないが、確かな資料が乏しい研究者泣かせの人である。