春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

子規の四季(74) 2016年11月号

もゆるなすみ庭の紅葉照りませどみこのみことのみゆき まちかねつ            左千夫 

鑑賞 「現代の俳句」(102)2016年11月号

虫干しの軸よりひびく波の音   三枝正子[一葦]

衣の歳時記(80) 2016年11月号

─股引 ─四季の移ろいの中で、よりはっきりとその気配を感じるのは夏と冬である。ことに冬は、寒さが体に堪える分敏感に反応する。寒さが身に添う11月は、冬の到来を受け容れ、守りに入る時候といえよう。  

はいかい漫遊漫歩(50)(51) 2016年11月号

詩人、清水哲男さんが1996年に開設したウエブサイト歳時記『増殖する俳句歳時記』が20年を節目に終了。搭載句7306句。一般的な俳句歳時記は季語の短い説明と例句の校正だが、『増殖する俳句歳時記』は搭載句全句鑑賞付きが特長。

伊勢物語の面白さを読む(28)2016年11月号

いでてゆく君がためにとぬぎつればわれさへもなくなりぬべきかな むかし、男、いとうるはしき友ありけり。かた時さらずあひ思ひけるを、人の国へいきけるを、いとあはれと思ひて、別れにけり。

俳句時事(174) 作句の現場「月山登山」2016年10月号

私はこれまでに月山へ3度登っているが、3度とも好天に恵まれた。約百種もあると言われる 高山植物に直接触れ、頂上からの雄大な景観に見惚れるなど、夏山の醍醐味を大いに楽しむことが出来た。8合目から歩き始めて4時間近くかけてようやく頂上に辿り着いた。一説には芭蕉は湯殿山を参拝した後再び戻ったとあるが、その体力と精神力には驚くばかりである。

自由時間 (41) 2016年10月号

正岡子規は、明治29年5月から9月まで、新聞「日本」紙上に、読者からの質問に答える形式の「俳句問答」を連載した。36のいろいろな質問に丁寧に答えている。質問は多岐にわたるが、その中からいくつかを現代語に直して紹介する。

曾良を尋ねて (86) 2016年10月号

伊達騒動の原因 そのⅡ 原田甲斐宗輔の人物像 ー 考察 乾佐知子

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