春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

鑑賞 現代の俳句 (99) 2016年8月号

落丁のごとき一日鳥ぐもり   成田清子[門]

子規の四季 (71)  2016年8月号 草花帖

明治35年(1902)8月1日(金)晴。 子規は、渡欧した中村不折から預かった画帖を無断で貰い受け、「草花帖」と名づけて写生を始めた。すでに6月からは「果物帖」の写生をしていたから、8月6日までは2つの画帖が並行して画かれたわけだ。

衣の歳時記(77) 2016年8月号

ー簡単服・アッパッパー 陽暦八月に相当する陰暦七月は、文月だけでなく七夕月、文披月、女郎花月、涼月などの風情ある異称を持ち、それとなく秋の気配を感じさせる。

伊勢物語のおもしろさを読む(25)2016年8月号

『伊勢物語』 第十六段に登場する紀有常という人 有常は次のような手紙を書き、事情を話すのである。思ひわびて、ねむごろにあひ語らひける友だちのもとに、 「かうかう、今はとてまかるを、なにごともいささかなることもえせ、つかはすこと」と書きて、奥に、 手を折りてあひ見しことをかぞふれば十とをといひつつ四よつは経へにけり

はいかい漫遊漫歩(44)(45)2016年8月号

第44話は辻井喬のオーラルヒストリーで語った中曽根康弘元首相の俳句。第45話は泥鰌(どじょう)屋が「どぜう屋」と称するようになった話。

俳句時事(171) 作句の現場「花田植」2016年7月号

「花田植」は広島県北広島町に伝わる田植行事で、その起源は室町時代に遡ると伝えられている。飾りたてた牛が田を搔き、早乙女が田楽に合わせて田植歌を唄いながら苗を植える。のどかな初夏の田園にくり広げられる一大絵巻で、既にユネスコの文化遺産に指定されている。

曾良を尋ねて (83) 2016年7月号

仙台藩と諏訪との関わりに関する一考察 乾佐知子

鑑賞 現代の俳句 (98) 2016年7月号

五寸釘浮くや地獄の釜の蓋   藤本美和子[泉]

« 1 76 77 78 81 »
PAGETOP
Copyright © 春耕俳句会:Shunkou Haiku Group All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.