古典に学ぶ (143) 源氏物語 2025年6月号
2025年6月1日 古典に学ぶ
物語の停止① 横川僧都は女一宮の夜居の守護に奉仕して宮中に滞在中、明石中宮との世間話のなかで宇治の院で浮舟を発見した時のことを話した。
「俳句文法」入門 (76) 2025年 6 月号
2025年6月1日 俳句文法
係助詞はかかりじょしと言うが、けいじょしとも言う。種々の語に付き或る意味を添え、文の結びに一定の活用形を要求する。「は」と「も」の結びは終止形。
韓の俳諧(76)2025年6月号
2025年6月1日 韓の俳諧
臼田亞浪一行は、1935年10月23日の観光を終え釜山の東萊に宿泊。翌24日は温泉にてゆっくりして,晩餐会となり船が出るまでの間あわただしく句会を開き船は、午後11時38分の出航した。
「俳句文法」入門 (75) 2025年 5 月号
2025年5月1日 俳句文法
係助詞が文中にあっても文脈から判断して類推できる言葉が結びになる場合、結びの語を省略することがある。たとえば源氏物語の冒頭の「いづれのおほん時にか、」である。疑問の係助詞「か」の次には「ありけむ」が省略されている。係りが「か」で結びが「けむ」(過去推量の助動詞「けむ」の連体形)である。「か」の上の「に」は断定の助動詞「なり」の連用形である。