曾良を尋ねて (80) 2016年4月号
2016年3月16日 曾良を尋ねて
曾良を尋ねて 80 乾 佐知子 – 塩竈から松島へ ─ 5月8日、二人は仙台の画工加右衛門が描いてくれた絵図を頼りにいくつかの歌枕の地を巡った。 その日のことを曾良は「仙台を立つ。十荷菅・壺碑を見る。未の刻 …
はいかい漫遊漫歩(36)(37) 2016年4月号
2016年7月2日 はいかい漫遊漫歩
変哲こと俳優、エッセイストの小沢昭一さんの俳句について触れる。 第2回例会に出した一句〈 陰干しの月経帯や猫の恋 〉を終生の自賛句と言って憚らなかった。写真館の長男で東京っ子。旧制麻布中学で句会仲間の大西信行、加藤武と同級生。ほかにフランキー堺、仲谷昇、なだいなだらがいた。