春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

「俳句文法」入門 (12) 2020年2月号

主に動詞の四段・ナ変・ラ変の活用に生じ、イ音便、ウ音便、撥音便、促音便の四つがある。口語化表現である。

韓の俳諧(12)2020年2月号

点取りを愉しむ人々 明治21年9月発行の俳諧鴨東新誌に、3名の韓半島の俳人の投句が載っている。なかでも塘雨は、月並み点数表で全国3位の成績で、他にも15位に五兮と山翠が入っている。韓半島で初代の点取王であった塘雨は、もともと対馬の人で、後に故郷の対馬へ帰ったのだと思われる。

自由時間 (79) 2020年1月号

禍福は糾える縄の如し。回顧 2019年。

曾良を尋ねて(125) 2020年1月号

元禄15年54歳になった曾良は芭蕉がたどった足跡を偲び、故郷訪問もかねて師芭蕉追善の旅をした。故郷訪に立ち寄った後、念願だった義仲寺に実に芭蕉没後7年目であった。その後粟津、大垣に立ち寄り伊勢の長島へと向かった。

鑑賞 「現代の俳句」(140)2020年1月号

枯野道辿れば草に消えにけり 高橋悦男

古典に学ぶ (78)万葉集の魅力 (6)2020年1月号

「梅花の宴」の意味するもの⑥ 「梅花の宴」もいよいよ終盤にさしかかった。残すところ七首である。前号の田氏真上(でんじのまかみ)(839)に続き、村氏彼方(そんじのをちかた)の次の歌(840)が並ぶ。

はいかい漫遊漫歩(126)(127)2020年1月号

俳句結社集団の一つ、現代俳句協会の70周年事業として協会青年部(神野紗希部長)の手で2018年12月、『新興俳句アンソロジー 何が新しかったのか』(ふらんす堂刊)が出版された。 新興俳句は、水原秋櫻子が俳句創作に関して「自然の真」と「文芸上の真」の違いを主張し、高浜虚子の「ホトトギス」を脱会、自俳誌「馬酔木」を拠点に虚子俳句に対抗する創作活動を打ち出したのが、出発点。新興俳句とは、俳句は文学であるという意識のもとに、広く他ジャンルの表現に刺激を受けながら、さまざまな俳句表現の可能性を追い求めた昭和初期の文学運動を指す言葉だ。契機は、「俳句は文学である」と考える水原秋櫻子と、「俳句は俳句である」と考える高浜虚子との対立だった。 〈 子規の革命精神を引き継いでいるのは、虚子よりもむしろ新興俳句の作家たちではなかったか。〉と神野紗希は記す。〉

韓の俳諧(11)2020年1月号

韓の居住者による開始 明治13年にウォンサン、16年にインチョンに日本人居留地が作られ、上田聴秋の主宰していた俳諧鴨東新(明治21年発刊)に居留地からの投句が多く残されている。

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