曾良を尋ねて
曾良を尋ねて (95) 2017年7月号
2017年7月28日 曾良を尋ねて
立石寺を訪ねた後大石田の髙野一栄邸に泊まった日に連句の発句として「五月雨を集めて早し最上川」と詠まれた。 後に出羽三山を訪ねて多くの名句を読まれたが詠まれた。
曾良を尋ねて (93) 2017年5月号
2017年5月1日 曾良を尋ねて
関所と番所の通過の苦労は、曾良が同行者としていかに心を砕いていたか、その経過と状況がよくわかる。「漸(やうやう)として関をこす」とあるが、その方法として〝袖の下を使った〟のではないか、という説が一般的だが、私は曾良が最後の切り札として公儀のお墨付きを見せたのではないかと思うのだが如何だろう。