春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
同人作品秀句鑑賞 - 晴耕雨読集

2019年11月(通算484号)

晴耕・雨読集●2019年11月号(通巻484号)

梅雨鯰抱へ野良より父帰る  池内けい吾

今月の秀句(棚山波朗抄出)2019年11月号

かなかなや忙しき頃の母をふと    横山澄子

棚山波朗主宰近詠●2019年11月号(通巻484号)

釣瓶落し船首を高く船帰る   棚山波朗

耕人集●2019年11月号(通巻484号)

物売りの声の間遠や昼寝覚 平照子

2019年11月●通巻484号

我部敬子『衣の歳時記』出版記念会 4氏の喜寿を祝う会

月刊俳句雑誌「春耕」2019年11月号(通巻484号)-俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

自由時間 (77) 2019年11月号

初代吉右衛門は、趣味に俳句、弓道、書、小唄などをたしなんだ。いずれも玄人はだしである。「秀山」とは初代吉右衛門の俳名である。小宮豊隆の「中村吉右衛門論」その冒頭で「文壇で会つて見たいと思ふ人は1人も居らぬ。役者の中では会つて見たいと思ふ人がたつた1人ある。会つて見たら色々の事情から多くの場合失望に終はるかも知れぬ。夫にも拘らず藝の力を通して人を牽き付けて止まぬ者は此の唯一人である。此唯一人とは云ふ迄もない、中村吉右衛門である」

曾良を尋ねて(123) 2019年11月号

曾良が芭蕉の臨終にも、義仲寺の葬儀にもまた江戸での追悼歌仙にも追悼吟は手向けたが出ていない。この件においては謎であるが、一つ考えられるのは、曾良の親代わりで生涯後ろ盾として支えてきた吉川惟足が翌月亡くなっていることが原因ではないかとも思われる。

鑑賞 「現代の俳句」(138)2019年11月号

叱られて犬の散歩や布袋草 大矢武臣

はいかい漫遊漫歩(122)(123)2019年11月号

自由律俳句結社「海市」の句友で、住宅顕信(すみたく・けんしん)の没後、亡友の悲願の句集『未完成』を彌生書房の商業出版に漕ぎつけた池畑秀一の回想を『住宅顕信全俳句全実像―夜が淋しくて誰かが笑いはじめた』のあとがきから引く。顕信から電話をもらい、池畑が岡山市民病院を訪ね、入院中の顕信に初めて会ったのは、昭和61年(1986)8月。永の別れとなるわずか半年前のことだった。前話にも触れたが、当時、岡山大学の准教授(数学)だった池畑は、『層雲』に入門したばかりで、顕信は年下だが句歴は2年先輩だった。放哉、山頭火の存在を知る程度だった年上の池畑に自由律俳句について滔々と語る病人、顕信。  〈 彼の話は新鮮で魅力的だった。〉と池畑は書く。〈 それからほぼ二週に一度の割合で病室を訪れ、二人で俳句の世界に浸った。彼の俳句に対する態度はすさまじいもので、私はその気魄にいつも圧倒された。尾崎放哉に心酔しており、放哉全集は一冊はボロボロにしてしまい二冊目を使っていた。一句一句を心をこめて大事に作っていた。全国の俳友からの便りをテーブルに並べて説明してくれた時の顕信の嬉しそうな表情を忘れることが出来ない。…僅か半年の交際だったが、彼は私の心に多くのものを残していった。〉 句友池畑の熱意と彌生書房の英断で、顕信悲願の句集『未完成』は、亡くなって僅か1年後の昭和63年(1988)に全281句を収めて刊行。この句集によって、俳人顕信の句が知られるようになる。平成14年(2002)にはフランスの著名出版社ガリマール書店から日本俳句のアンソロジー『Haiku:Anthologie du poeme court Japonais』が出版された。内訳は松尾芭蕉から現代俳句まで507句を搭載。自由律俳句では種田山頭19句、尾崎放哉13句、そして謙信が9句選ばれている。  平成5年(1993)2月、岡山市内を流れる旭川の畔で顕信句碑の除幕式が行われた。次の句が刻まれている。  水滴のひとつひとつが笑っている顔だ 

古典に学ぶ (76)万葉集の魅力 (4)2019年11月号

古典に学ぶ (76)令和を迎えて読み直す『万葉集』の魅力 ─  「梅花の宴」の意味するもの④                                  実川恵子   「梅花の宴」の主催者たる大伴旅人の幻想的な歌で …

韓の俳諧(9)2019年11月号

韓の発句を掘り出す。 白川芝山が、初編から5編までの5冊を刊行した『四海句双紙』や、桑名藩士の駒井乗邨が残した『鶯宿雑記』に、韓の人の発句が載っている。しかし、『四海句双紙』は見せてもらうのも大変である。乗邨は、松平定信の用人であり俳人でもあった。

「俳句文法」入門 (9) 2019年11月号

語尾がカ行のキ・ク・コに活用する動詞をカ行変格活用(カ変)という。〈こ・き・く・くる・くれ・こ( こよ)〉と活用する。

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