春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
主宰近詠 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

2022年5月(通算514号)

蟇目良雨主宰 作品●2022年5月号(通巻514号)

妻に薫く泥沈香や鳥雲に    蟇目良雨

2022年5月●通巻514号

5月の俳句 …………………………… 鳥雲に〈主宰作品12 句〉 …………蟇目良雨  盤水一句観賞(26) ……………………蟇目良雨 波朗一句鑑賞(26) ……………………児玉真知子 晴耕集 …………………………… 同人作 …

月刊俳句雑誌「春耕」2022年5月号(通巻514)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

耕人集●2022年5月号(通巻514号)

山の神祀るまたぎの大囲炉裡  佐藤文子

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2022年5月号

料峭と書き出す文や波朗逝く   島村若子   

晴耕・雨読集●2022年5月号(通巻514)

富士映す湖平らかに初景色 升本 榮子

鑑賞 「現代の俳句」(14)2022年5月号

米櫃に米ある暮し終戦日 圷文雄

古典に学ぶ (106)源氏物語2022年5月号

「宇治十帖」物語の病と死① 「宇治十帖」という新しく書き継がれていった物語とはどのような物語なのであろうか。その冒頭は、不遇な「八宮(はちのみや)」というある親王の物語から始まる。

はいかい漫遊漫歩(182)(183)2022年5月号

戦争が廊下の奥に立たつてゐた 〉は、新興俳句の俳人、渡邊白泉(1913-1969)の最も人口に膾炙した詠句の一つ。そしていま、プーチンの軍事侵攻の修羅場に立たされたウクライナの人達の恐怖の思いに重なるだろう。

「俳句文法」入門 (39) 2022年5月号

推定の助動詞に「らし」「めり」「なり」がある。活用語の終止形に接続する。「・・・ラシイ。・・・ニチガイナイ。」等に訳す。

韓の俳諧(39)2022年5月号

明治以後の外国人による俳句は、誰が早かった許敬震(ホギョジン)氏の研究を参照すると、李米吉(イミギル)、林玉星(イムオクソン)の二名があげられるが、さらに京城日報』の、 「平壌オンドル会詠草」に文而玉(ムンイオク)の句が多く載っている。これら三名が韓国人かどうかの真相は不明である。

「日本酒のこと」(17) 2022年5月号

酒販店や居酒屋で「甘口ではなく辛口の酒はどれですか」と尋ねるお客さんをよく見かけますがその理由は、昭和50年代までの日本酒の主流を占めていた甘たるくて悪酔いする「三倍増醸酒」の厭な記憶が根強く残っているからです。その当時に日本酒の救世主となったのが淡麗辛口の地酒であり、そこから甘口=不味い酒、辛口=美味な酒という構図が定着してきました。

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