春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
今月の秀句 - 蟇目良雨抄出

2023年4月(通算525号)

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2023年4月号

水餅や母者を父として育ち   峯尾雅文

2023年4月●通巻525号

4月の俳句 …………………………… うすらひ〈主宰作品12句〉…………… 蟇目良雨 盤水一句観賞(37) ………………………蟇目良雨 波朗一句鑑賞(37) ………………………児玉真知子 晴耕集 …………………………… 同 …

月刊俳句雑誌「春耕」2023年4月号(通巻525)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

耕人集●2023年4月号(通巻525号)

あの中のひとつは母か枯木星 小林美智子

蟇目良雨主宰 作品●2023年4月号(通巻525号)

うすらひにきのふの風の記憶かな        蟇目良雨

晴耕・雨読集●2023年4月号(通巻525)

風唸り海の唸りて鰤起し 山城やえ

鑑賞 「現代の俳句」(25)2023年4月号

戦乱の異国の寒さ偲ぶ夜 大輪靖宏

古典に学ぶ (117)源氏物語2023年4月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか① 『源氏物語』には、およそ30人の人々の死が描かれる。柏木、八宮などの男性を除き、圧倒的に女性の死が多く語られる。

はいかい漫遊漫歩(204)(205)2023年4月号

第25回H氏賞、第1回詩歌文学賞、第2回萩原朔太郎賞、第6回山本健吉賞など数多の受賞歴を持つ詩人、俳人の清水哲男さん(2022年3月、84歳没)は、1997年から2016年まで20年間、1日1句増殖のインターネットサイト『増殖する俳句歳時記』を運営。有名、無名俳人、文人俳詠みなどの多岐にわたる俳句を鑑賞、紹介してきた。

「俳句文法」入門 (50) 2023年4月号

各助詞「にて」は体言・連体形に接続。現代語の「で」に当たる。①場所を表す。②状態を表す。③原因・理由を表す。④手段を表す。⑤年齢を表す。

韓の俳諧(50)2023年4月号

1907年反日運動の激化で、二学期から堺市に避難した日野草城は、1年もしない内に、京城へ戻り西部の居留民のために、南大門と呼ばれる崇禮門近くの、分教場(後の居留民団立第二尋常小学校)に転入した。当時の担任は草城について、学徳に優れるのみならず、上品で貴公子の相を備えていたと書いている。草城は総代として卒業証書を受け取った。

「日本酒のこと」(28) 2023年4月号

葡萄から醸すワインは、葡萄そのものに水分、糖分と酵母菌が含まれているため、葡萄を潰してタンクに入れるだけで自然に発酵します。その一方で、日本酒の場合は、米自体に糖分や酵母菌が含まれている訳ではないので、麴菌でお米を糖化した上で酵母菌を加えて発酵させる必要があることは、これまで何度も述べてきたところです。

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