2024年3月(通算536号)
古典に学ぶ (128)源氏物語2024年3月号
2024年3月1日 古典に学ぶ
「病」と「死」を物語はどう描いたか⑫ 六条御息所の死② 六条御息所は『源氏物語』の中では比較的早く退場してしまうが、その存在感は絶大である。
はいかい漫遊漫歩(226)(227)2024年3月号
2024年3月1日 はいかい漫遊漫歩
子どもの遊びの秋の季語に本題「海蠃(ばい)廻し」傍題「海蠃打ち」「べい独楽(べーごま)」がある。そもそもは江戸時代に巻貝の一種「海蠃貝(ばいがい)」に重みをつけるため土や蝋、鉛などを詰めて独楽遊びしたのが発端。
韓の俳諧(61)2024年3月号
2024年3月1日 韓の俳諧
『朝鮮公論』では7月号から小作文・短歌・長詩・俳句の上位三人に、賞金を贈呈する制度を始めた。大正15年7月号の臼田亞浪選俳壇では、三等 庄司鶴仙、二等 西村公鳳、一等 堤玆歛であった。庄司鶴仙は、石楠京城支部の創設者。西村公鳳は、その後鶴仙に代わり石楠京城支部の中心となったが、戦後金沢に引き上げ「風」に参加した。堤玆歛は石楠の人という以外はわからない。