春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
今月の秀句 - 蟇目良雨抄出

2024年5月(通算538号)

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2024年5月号

春一番松の小枝のちぎれ飛ぶ   横山澄子

2024年5月●通巻538号

新連載 はいかい万華鏡 (蟇目良雨著)

月刊俳句雑誌「春耕」2024年5月号(通巻538)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

耕人集●2024年5月号(通巻538号)

艶の良き走りの柚子を仏壇に 村井洋子

雨読集●2024年5月号(通巻538号)

地震の事言葉探して初便   阿部美和子

晴耕集●2024年5月号(通巻538号)

長居してをり小春日の妻の墓 池内けい吾

はいかい万華鏡 (1) 2024年5月号

父は新聞記者として忙しく、母が子の面倒を見たが教師上がりの性格だろうか、私が学校で特別扱いされることを嫌い、運動会の徒競走にも普通に走らされた。結果は想像出来るように先頭の子から何十メートルも遅れてゴールをするのだが、この時の悔しい「何くそ‼」という気持ちが私を育てたに違いない。

鑑賞 「現代の俳句」(38)2024年5月号

エルメスのスカーフほどの冬菜畑   白石多重子〔宇宙船〕[俳句 2024年3月号より]

古典に学ぶ (130)源氏物語2024年5月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑭ 藤壺の宮②  『源氏物語』の根底にひそむあるまじき罪の犯しという大きなテーマを語る源氏と藤壺の密会の場面は、和歌の贈答歌を含み、その詳細は省き、ただ二人の対応する心情が重く、凝縮した文体で語られるように思われる。

「俳句文法」入門 (63) 2024 年 5 月号

つつ」は動作・作用の反復、継続を表す。(…ては。…続けて、と訳す。)

韓の俳諧(63)2024年5月号

臼田亞浪は1928年5月4日朝に、連絡船で釜山へ上陸しました。同行したのは西村公鳳, と庄司鶴仙。12時に大邱そして夕方 7時40分に京城駅に着き京城日報の歓迎の出迎えを受けた。臼田亞浪は洛東江畔にて「カチ鴉」の句を詠んだ、韓国では鵲として親しまれている。

PAGETOP
Copyright © 春耕俳句会:Shunkou Haiku Group All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.