春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

四季の野鳥 (3) 2020年6月号

ほととぎす啼いて雨滴が粗くなる   細見綾子 憑かれたるごと声高のほととぎす   棚山波朗

自由時間 (83) 2020年5月号

新型コロナウイルス(以下CVと略す)はどのようなウイルスか。2002年に発生したSARSを引き起こしたコロナウイルスの弟である。どちらもコウモリが宿主であるらしい。違うのは感染力で、SARSは発症した人からしか伝染しなかったが、CVは発症していない人からでも伝染するという厄介な病気だ。それが感染拡大をもたらしている。

曾良を尋ねて(129) 2020年5月号

六代将軍家宣の時代になり曾良は本名の岩波庄右衛門正字で神職者として各地を回っていた可能性がある。そして地誌に明るく卓越した事務能力をもつ逸材として幕府の巡見使の御用人として九州地方へ赴いていたのである。

古典に学ぶ (82)源氏物語2020年5月号

日本最高峰の物語文学『源氏物語』世界を紐解く ─ センセーショナルな物語のはじまり③ ─     天皇の后妃たちにはなぜ身分があるのか。                   

鑑賞 「現代の俳句」(144)2020年5月号

小手毬に毬をつかせるほどの雨 藤田桜

はいかい漫遊漫歩(134)(135)2020年5月号

 1970年代、80年代にかけて、第1句集『王権神授説』(75年刊)から『魔都 美貌夜行篇』(89年刊)まで6句集を世に問い、俳句界を駆け抜けた藤原月彦の『藤原月彦全句集』(六花書林)が、令和と元号が変わった2019年夏に刊行された。

韓の俳諧(15)2020年5月号

明治26年(1893)芭蕉二百回忌にあたり、東京深川に芭蕉神社が建立された。一方、京都の東福寺には芭蕉の句碑が建立され、韓の俳人も出資した。俳諧鴨東新誌』96号に建碑義捐の出資者が書かれていて、朝鮮元山 比田勝春湖、同 大塚蒲帆の名がある。春湖は、同誌に21句掲載されたことがある。

「俳句文法」入門 (15) 2020年5月号

「じ」で言い切る形容詞もあるので覚えておこう。特に「同じ」という語である。未然形から〈じく・じから〉と活用してゆく。これもシク活用という。

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