春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
同人作品秀句鑑賞 - 晴耕雨読集

2018年10月(通算471号)

晴耕・雨読集●2018年10月号(通巻471号)

北斎の波の紺碧夏来る  升本榮子

棚山波朗主宰近詠●2018年10月号(通巻471号)

かたまりて人声圧す秋の蟬 日の暮のまだ鳴き足らぬ秋の蟬 急かされて声を限りの秋の蟬 飛び立ちて声を引き摺る秋の蟬 造り滝水の音より総構へ 妻留守の茶の間に残る暑さかな 台風の余波流木を翻弄す 鰯雲海へ出るまで元のまま 身 …

2018年10月●通巻471号

平成 30 年 10 月号/目次  10月の俳句 …………………………………………… 残る蟬〈主宰近詠12句〉 ………………………… 棚山波朗  晴耕集 …………………………………………… 同人作品Ⅰ 棚山波朗選 雨読集 …

月刊俳句雑誌「春耕」2018年10月号(通巻471号)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

今月の秀句(棚山波朗抄出)2018年10月号

夜の秋や小津の映画を巻き戻す   平照子

耕人集●2018年10月号(通巻471号)

みちのくの光つつみて袋掛    綱島きよし

自由時間 (65) 2018年10月号

鼓が滝  むかし、摂津の国に鼓が滝という名所があった。若かりし西行が訪れ、松の根方に座り、一首詠もうとあれこれ思案した。

曾良を尋ねて(110) 2018年10月号

曾良は伊勢神宮の参拝を終えた芭蕉一行とは別行動をとり熱田神宮の修復に貢献した長岡為麿や荷兮や大垣で別れた越人らを訪ねたと言われている。そして一か月ぶりに芭蕉と再会を喜ぶ。

鑑賞 「現代の俳句」(125)2018年10月号

柿若葉磨る墨に指映りゐる 津川絵理子

枕草子のおもしろさを読む(17)2018年10月号

「九月(ながつき)ばかり」(128段)の「をかし」の世界①台風が南岸はるかを東に通り過ぎたのか。本州にかかっていた前線が刺激されて、昨夜はよく雨が降った。今朝はいつもよりも一層まぶしい朝。こういう時、清少納言は実に楽しそうである。  こんな光景を描いた「長月ばかり」(128段)という随想章段がある。「長月」とあるが、もちろん陰暦だから、秋の終わりであり、そろそろ朝晩の冷気も身にしみるころである。一読して、全体がキラキラ光っているような印象を受ける優れた叙景文である。

はいかい漫遊漫歩(96)(97)2018年10月号

本コラムの39話(平成28年5月号)と70話・71話(同29年9月号)で紹介した “ランドセル俳人 ”小林凜君も高校生になり、俳句・エッセイ集『ランドセル俳人からの「卒業」』(ブックマン社刊)を平成30年4月、上梓した。 凜君が3年生のとき、祖母の郁子さんが、当時の校長に不登校になった孫の様子を伝えたくて俳句を見せた。〈 校長から思いがけない言葉が返ってきた。「俳句だけじゃぁ食べていけませんで」そういって、笑ったという。祖母は帰ってきて、「8歳や9歳で将来の仕事がきめられますか」と母に怒りをぶつけた。〉

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