春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
主宰近詠 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

2022年6月(通算515号)

蟇目良雨主宰 作品●2022年6月号(通巻515号)

妻の死にも馴れて八十八夜かな     蟇目良雨

耕人集●2022年6月号(通巻515号)

雪の降る音無き音に目覚めけり 今江ツル子

2022年6月●通巻515号

再検討するべき写生の語義  子規の写生論、齋藤茂吉の写生論 の根本から議論 本郷民男

月刊俳句雑誌「春耕」2022年6月号(通巻515)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2022年6月号

茎立や老いて現役押し通す   林美沙子 大空の鼓動を指に凧を揚ぐ   飯田畦歩

晴耕・雨読集●2022年6月号(通巻515)

春めくや海峡の沖紺深め  畑中とほる 

鑑賞 「現代の俳句」(15)2022年6月号

霊気張る春立つ今日の日の光 阿部誠文

古典に学ぶ (107)源氏物語2022年6月号

「宇治十帖」物語の病と死② 八宮の病と死 「橋姫」巻冒頭部に頻出する「世」という言葉について考えてみたい。

はいかい漫遊漫歩(184)(185)2022年6月号

渡邊白泉が「句と評論」の新同人として、同誌(昭和10年1月号)に初めて発表した自選句の中の1句〈 街燈は夜霧にぬれるためにある 〉は、多くの俳人、取り分け若い俳人に “目から鱗 ” の衝撃を与え、新興俳句の新鋭俳人として一躍注目されることになった。

「俳句文法」入門 (40) 2022年6月号

「終止形につく <なり> は近世においては伝聞・推定ではなく、詠嘆の働きをするものと理解されるのが一般的であったが、現代では研究の成果により、伝聞・推定説が定説となっている。

「日本酒のこと」(18) 2022年6月号

『春耕』6月号の届く5月下旬には「全国新酒鑑評会」の金賞受賞酒の発表が新聞やテレビを賑わせていると思います。この全国新酒鑑評会は明治40年に第一回が開催され、幾つかの変遷を経て今日に至っている最も歴史と権威のある日本酒のコンテストです。

韓の俳諧(40)2022年6月号

大正2年4月創刊の朝鮮公論は、東京の発行だが京城に総支社があった。俳句や和歌の投書も募られ、文芸誌の性格も持っていた。創刊2か月後の大正2年6月号には俳句が64句掲載された。しかし、大正3年5月号から青木静軒の独演会の様相を呈してきた。

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