春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
会員作品秀句鑑賞 - 耕人集

2024年2月(通算535号)

耕人集●2024年2月号(通巻535号)

秋簾捲き上げ夕日こぼしたる 小川爾美子

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2024年2月号

文化の日電波時計の電池替ふ   小島利子

蟇目良雨主宰 作品●2024年2月号(通巻535号)

北風に半ば飛ばされ女来る   蟇目良雨

2024年2月●通巻535号

春耕賞 速報

月刊俳句雑誌「春耕」2024年2月号(通巻535)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

晴耕・雨読集●2024年2月号(通巻535)

箒目は畳目に添ひ今朝の秋 伊藤伊那男

鑑賞 「現代の俳句」(35)2024年2月号

落葉踏む口を噤めばすむことも 佐藤博美

古典に学ぶ (127)源氏物語2024年2月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑪ 六条御息所の死①  病を得て、衰弱した御息所は、御身の近くに源氏の御座所をしつらえ、ご自分は脇息に寄りかかってご返事などを申し上げる。久々の再会である。

はいかい漫遊漫歩(224)(225)2024年2月号

銀座の酒場の女将俳人と言えば、大方は「卯波」の鈴木真砂女を思い浮かべるだろう。銀座には、もう一人、戦災で店が消失するまで永井荷風、井伏鱒二、泉鏡花、水上滝太郎、籾山梓月、石川淳、堀口大学、城左門らが常連の文学酒場「おかざき」の女将俳人がいた。俳名ゑん女(本名岡崎ゑ以)。 己を前面に押し出し、ひけらかすことを厭い、ひたすら正岡子規の業績を世に伝え、残すために身を尽くした俳人がいた。俳人の名は柴田宵曲。詩人、随筆家、書誌学の人でもあった。

「俳句文法」入門 (60) 2024年2月号

「て」「して」は連用形に付く。「て」の上は連用形と覚える。「して」の上も連用形がくる。

韓の俳諧(60)2024年2月号

雑誌『石楠』1925年12月号 山火鈔(幹部同人雑詠)には福永巨明が、秋光鈔(会員雑詠)には横山柯子、大橋華垣らの句が掲載された。また石楠京城支社の句会報も掲載された。中に、京城で俳句を始め『石楠』に入った今西舟芳がいる。舟芳は光州へ移住後河鹿吟社に加入し、木浦に移り『カリタゴ』の会員となった。辺境の俳人は流派を選ぶといった贅沢ができず、近くの結社に属した。

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