春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

鑑賞 「現代の俳句」(30)2023年9月号

サーファーの波を躱して波に乗る 西岡佐和子

古典に学ぶ (122)源氏物語2023年9月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑥ 葵上② 懐妊中の葵上は気分がすぐれなかったが、女房たちにせがまれ、斎王の御禊の行列の見物に出かけた。そのお供に抜擢された源氏の晴れ姿を一目見たいという思いもあった。

はいかい漫遊漫歩(214)(215)2023年9月号

 『いたずらラッコのロッコ』『くまの子ウーフ』『銀のほのおの国』などの作品で知られる児童文学作家の神沢利子さんが、99歳の誕生日の2023年1月29日に“俳句による自伝 ”とも言える白寿句集『冬銀河』(絵本屋こども富貴堂刊)を出版した。

韓の俳諧(55)2023年9月号

京城中学校5年生の夏休みから日野草城は、俳句を始めた。父の静山や新田如水といった鉄道局の俳句グループ、くれなゐ会に草城も加わった。 くれなゐ会の句稿は、前田普羅へ送られ選評を受けていた。草城は、楠目橙黄子が指導する句会にも出ていたが、橙黄子が俳号を父の静山にちなみ、太古はどうかと言ったが、自分で草城と号した。

「俳句文法」入門 (55) 2023年9月号

〈荒海や佐渡に横たふ天の河〉の句を知ったのは小学六年の時だ。教科書に載っていた。ロマンチックな美しい句だ。佐渡の夜空には驚くほど星が多い。落ちて来そうに煌めいている。

「日本酒のこと」(33) 2023年9月号

日本酒が海外の世界各国で大きな関心を呼び、日本の酒蔵も海外市場の開拓に力を入れているとのニュースを耳にする機会が増えてきました。現に、日本酒の海外への輸出は年々盛んになっており、最近では数量ベースで対前年を50%も上回る勢いで増加してきています。

鑑賞 「現代の俳句」(29)2023年8月号

降り止まぬアンネの薔薇の涙雨 小路智壽子

はいかい漫遊漫歩(212)(213)2023年8月号

〈 三月の甘納豆のうふふふふ 〉〈 たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ 〉を自作俳句の代表句と称する “ねんてん ”、坪内稔典さんが代表の俳句グループ「船団の会」が、平成30年9月1日発行の機関誌「船団」(第118号)で組んだ特集が話題を呼んだ。

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