春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

はいかい漫遊漫歩(152)(153)2021年2月号

俳人として評価を得始めながら、いずれも10年ほどの作句活動に自ら幕を引き、忽然と消息を絶った2人の女流俳人、藤木清子と鈴木しづ子。

古典に学ぶ (91)源氏物語2021年2月号

「光隠れたまひにし後」の物語・第三部「宇治十帖」 『源氏物語』の第3部は、光源氏の死から8年後に始まる子や孫たちの話に移る。

「俳句文法」入門 (24) 2021年2月号

起きて見つ寝て見つ蚊帳のひろさかな  加賀千代女

韓の俳諧(24)2021年2月号

台湾の台北と朝鮮の露光という一発屋が現れたあと、『俳諧鴨東新誌』148号(明治31年2月)に、息の長い朝鮮の蕉風連合が登場した。彼らは蕉風俳諧として句を詠んでいた。台湾勢も巻き返すなど海外勢の投句は無視できない。

四季の野鳥 (11) 2021年2月号

鶯は春の先駆けとして春告鳥とも呼ばれる。早春の2月の頃になると平地の林等に現れ、ホーホケキョと囀る。梅も開花するので、「梅に鶯」と言われるが梅の花を好む習性はない。語源については諸説あるが、鳴声による名であるという説が昔から有力であるという。傍題に「人来鳥」もある。

「日本酒のこと」(2) 2021年2月号

寒造を歳時記で調べると「寒中の水で酒を醸すこと、とりわけ寒中の水を使って造った酒は味が良い」等と解説されています。日本酒は寒の時期を中心に11月から3月にかけてと寒い時期に造られるのが一般的ですが、何故なのでしょうか。

曾良を尋ねて(137) 2021年 1月号

正字こと曾良の対馬での死亡説には様々な意見がある。その理由として「神宿る島」対馬は神職を業としている正字にとっては信仰の特別な場所であり、このことは国防と貿易を案ずる幕府と神職の望みを果たそうとする正字の思惑が合致して巡見使として参加することになった十分な理由の一つとして考えられる。死亡届けを出してまでも対馬の信仰深さに島中の神社を巡っていたと考えられる。その後幕府のため江戸に戻ったのではないかと想像される。

自由時間 (91) 2021年1月号

1980年のこの日、元ビートルズのジョン・レノンが、ピストルで撃たれた。犯人はハワイからやってきた25歳の白人青年で、ビートルズのファンであるが、ジョンの言動や神を冒涜するような歌が気に入らなかったようだ。この時ジョンは40歳。そして今年は没後40年。つまり、2020年は、ジョン・レノン生誕80年、没後40年のダブル・アニヴァーサリーということになる。

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