春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
連載記事 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

鑑賞 「現代の俳句」(31)2023年10月号

原爆に焼けし乳房を焼けし子に 川上政子

古典に学ぶ (123)源氏物語2023年10月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑦ 葵上③ 御息所が新斎院の御禊の日に、源氏の晴れ姿をそれとなく見ようと、網代車に御忍び姿で一条大路に出て行ったのも、源氏への捨てきれぬ執着ゆえであった。

はいかい漫遊漫歩(216)(217)2023年10月号

鯛焼は2枚の型を合わせて型そのものをひっくり返して焼く。型できっちりおさえるから、皮のごく薄い部分ができる。そこにまで餡がはいっていたほうがいいのか、そこは口直しに甘くないパリッとしたものとして食べる方がいいのか、江戸趣味の通人のあいだで論争が起きた。

韓の俳諧(56)2023年10月号

草城が雑誌『朝鮮及満洲』の次に熱心に投稿したのが、福岡で創刊された『天の川』で、2号(8月号)に草城の句、4号(10月号)に父静山の句と併せて掲載されている。また、ホトトギスの1918年10月号「地方俳句界」にも、この父子らの句が載っている。

「俳句文法」入門 (56) 2023年10月号

「へ」は体言(名詞)に接続する。語源は辺か。

「日本酒のこと」(34) 2023年10月号

日本酒とは「麴菌の作用で糖化した蒸米を、清酒酵母菌の力で発酵したアルコール飲料」のことです。わが国でもアルコール飲料の元祖はワインのように果実が自然に発酵したものであり、日本酒の祖先であるお米を使用したお酒が登場するのは、稲作文化が展開する縄文から弥生時代の頃と言われています。

鑑賞 「現代の俳句」(30)2023年9月号

サーファーの波を躱して波に乗る 西岡佐和子

古典に学ぶ (122)源氏物語2023年9月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑥ 葵上② 懐妊中の葵上は気分がすぐれなかったが、女房たちにせがまれ、斎王の御禊の行列の見物に出かけた。そのお供に抜擢された源氏の晴れ姿を一目見たいという思いもあった。

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