春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
今月の秀句 - 蟇目良雨抄出

2019年2月 (通算475号)

今月の秀句(棚山波朗抄出)2019年2月号

鶲来る綾子生家に蔵ふたつ   角野京子

耕人集●2019年2月号(通巻475号)

忘れ去ることもしあはせ曼珠沙華 桑島三枝子

2019年2月●通巻475号

平成30年度春耕賞特集

月刊俳句雑誌「春耕」2019年2月号(通巻475号)-俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

晴耕・雨読集●2019年2月号(通巻475号)

木犀の零れ大地に香り沁む  山城やえ

自由時間 (68) 2019年2月号

クリスマスのお話 クリスマスは、イエス・キリストの誕生日であるかのように思われているが、そうではない。  クリスマスとは、イエス・キリストの誕生を祝う日として、4世紀ごろに教会で定めた日である。これからは、12月25日にみんな一緒にイエス・キリストの誕生を祝うことにしましょうと決めたのだ。

曾良を尋ねて(114) 2019年2月号

芭蕉監修のもと去来と凡兆の編纂の『猿蓑』が完成し元禄4年である。第三次芭蕉庵が再建されたのが元禄5年仮住まいから芭蕉は転居した。翌年には養子と言われている桃印が亡くなって大いに落胆する。元禄7年『おくの細道』の清書が出来上がり伊賀上野の兄に託すため次郎兵衛を伴い帰省した。曾良は小田原まで同伴した。この別れが芭蕉との最後の別れであった。

鑑賞 「現代の俳句」(129)2019年2月号

場外は築地に残り鰯雲 中村嵐楓子

枕草子のおもしろさを読む(21)2019年2月号

【生き生きと描かれた子供達の風景①】子供達が、実に生き生きと登場する章段がある。次の138段である。冒頭の、正月十余日とは、太陽暦の二月の中ごろであろうか。この時期は、冬型の気圧配置が変わり始める頃で、ここにあるような、厚い雲が空を暗くしている一方で、日差しは雲の切れ目からさしこんでくる。その中で展開される子供たちの騒ぎが聞こえてくる。

はいかい漫遊漫歩(104)(105)2019年2月号

杏太郎は「老人とは人間の生きざまの果てに、かがやいているもの」だという。思うにこの三人称には、作者自身も投影されている。

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