春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
主宰近詠 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

2021年1月(通算498号)

棚山波朗主宰・ 蟇目良雨副主宰 作品●2021年1月号(通巻498号)

福藁に雀睦める山家かな 棚山波朗    日々ちぢむいのちありけり烏瓜 蟇目良雨

耕人集●2021年1月号(通巻498号)

蜩の声透きとほる日暮かな    赤嶺永太

晴耕・雨読集●2021年1月号(通巻498)

消印は海辺の町の夏見舞 伊藤伊那男

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2021年1月号

子を思ひ憶良を思ひ栗を剝く  伊藤克子

2021年1月●通巻498号

令和3 年 1月号/目次 福藁〈主宰作品〉 …………………………………棚山波朗 烏瓜〈副主宰作品〉 …………………………… 蟇目良雨  1月の俳句 …………………………………………   盤水一句観賞(10) ……………… …

月刊俳句雑誌「春耕」2021年1月号(通巻498)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

自由時間 (91) 2021年1月号

1980年のこの日、元ビートルズのジョン・レノンが、ピストルで撃たれた。犯人はハワイからやってきた25歳の白人青年で、ビートルズのファンであるが、ジョンの言動や神を冒涜するような歌が気に入らなかったようだ。この時ジョンは40歳。そして今年は没後40年。つまり、2020年は、ジョン・レノン生誕80年、没後40年のダブル・アニヴァーサリーということになる。

曾良を尋ねて(137) 2021年 1月号

正字こと曾良の対馬での死亡説には様々な意見がある。その理由として「神宿る島」対馬は神職を業としている正字にとっては信仰の特別な場所であり、このことは国防と貿易を案ずる幕府と神職の望みを果たそうとする正字の思惑が合致して巡見使として参加することになった十分な理由の一つとして考えられる。死亡届けを出してまでも対馬の信仰深さに島中の神社を巡っていたと考えられる。その後幕府のため江戸に戻ったのではないかと想像される。

鑑賞 「現代の俳句」(152)2021年1月号

文かよふのみとなりけり雁渡し 島田万紀子

古典に学ぶ (90)源氏物語2021年1月号

暗転する第二部の物語世界 『源氏物語』の作品世界内部における出来事を、主人公(第1部、第2部は光源氏。第3部は薫)の年齢を基準にして時間的に順を追って記したものを「源氏物語年立(げんじものがたりとしだて)」、または「年立(としだて)」と呼ぶ。

はいかい漫遊漫歩(150)(151)2021年1月号

ぼく(沢木欣一)の俳句は加藤楸邨氏に俳句の土性骨を教えられたことから始まり、俳句の詩としての在り方を強く中村草田男氏から開眼され、詩の在り方の純粋さにおいて細見綾子より多くを学んだ。

「俳句文法」入門 (23) 2021年1月号

完了の助動詞「ぬ」は〈な・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ね〉とナ変(死ぬ・往ぬ)型に活用する。完了の訳は「…た。てしまった。てしまう」。他に存続(ている、てある、と訳す)の意味がある。また確述・強調(確かに…する。きっと…する、と訳す)の意味もある。

韓の俳諧(23)2021年1月号

俳諧鴨東新誌に掲載された外国支部は138号の台北が最初だが、142号に朝鮮の露光という支部が現れた。これは、俳人露光が結佐の名前を自分の俳号にしたものと考えられる。露光が人数分の会費を払い連合表に掲載されるようにしたのだろう。141号には、外交人同士の俳句相撲も掲載されている。

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