2021年2月(通算499号)
自由時間 (92) 2021年2月号
2021年2月1日 自由時間
華やかな芸能界に身を置き、順風満帆であるかのように見えていた彼、なかにし礼は2020年12月23日、若いころからの持病だった心臓病の悪化により入院先の病院で死去した。
曾良を尋ねて(138) 2021年2月号
2021年2月1日 曾良を尋ねて
曾良の終焉の謎である「本土生存説」に対しての根拠とされるのは徳川中期の儒者並河誠所の「伊香保道記」の中に書かれている白髪の老翁がまさしく曾良に間違いないと強く推測される所以である。
はいかい漫遊漫歩(152)(153)2021年2月号
2021年2月1日 はいかい漫遊漫歩
俳人として評価を得始めながら、いずれも10年ほどの作句活動に自ら幕を引き、忽然と消息を絶った2人の女流俳人、藤木清子と鈴木しづ子。
古典に学ぶ (91)源氏物語2021年2月号
2021年2月1日 古典に学ぶ
「光隠れたまひにし後」の物語・第三部「宇治十帖」 『源氏物語』の第3部は、光源氏の死から8年後に始まる子や孫たちの話に移る。
韓の俳諧(24)2021年2月号
2021年2月1日 韓の俳諧
台湾の台北と朝鮮の露光という一発屋が現れたあと、『俳諧鴨東新誌』148号(明治31年2月)に、息の長い朝鮮の蕉風連合が登場した。彼らは蕉風俳諧として句を詠んでいた。台湾勢も巻き返すなど海外勢の投句は無視できない。