春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
主宰近詠 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

2021年2月(通算499号)

棚山波朗主宰・ 蟇目良雨副主宰 作品●2021年2月号(通巻499号)

手拭をくるめて母の種袋 棚山波朗    初鏡頰を叩いて励ませる 蟇目良雨

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2021年2月号

穭田に鳥居の影や大斎原   峯尾雅文

2021年2月●通巻499号

萩原まさこ 句集『遠富士』特集 遠富士や鱚釣り並ぶ浜日和   萩原まさこ

月刊俳句雑誌「春耕」2021年2月号(通巻499)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

耕人集●2021年2月号(通巻499号)

母の言葉今なら分かる秋彼岸   高瀬栄子

晴耕・雨読集●2021年2月号(通巻499)

折々は雲を抜け出て今日の月  池内けい吾

自由時間 (92) 2021年2月号

華やかな芸能界に身を置き、順風満帆であるかのように見えていた彼、なかにし礼は2020年12月23日、若いころからの持病だった心臓病の悪化により入院先の病院で死去した。

鑑賞 「現代の俳句」(153)2021年2月号

口切の窓に茜や筑波山 安立公彦

曾良を尋ねて(138) 2021年2月号

曾良の終焉の謎である「本土生存説」に対しての根拠とされるのは徳川中期の儒者並河誠所の「伊香保道記」の中に書かれている白髪の老翁がまさしく曾良に間違いないと強く推測される所以である。

はいかい漫遊漫歩(152)(153)2021年2月号

俳人として評価を得始めながら、いずれも10年ほどの作句活動に自ら幕を引き、忽然と消息を絶った2人の女流俳人、藤木清子と鈴木しづ子。

古典に学ぶ (91)源氏物語2021年2月号

「光隠れたまひにし後」の物語・第三部「宇治十帖」 『源氏物語』の第3部は、光源氏の死から8年後に始まる子や孫たちの話に移る。

「俳句文法」入門 (24) 2021年2月号

起きて見つ寝て見つ蚊帳のひろさかな  加賀千代女

韓の俳諧(24)2021年2月号

台湾の台北と朝鮮の露光という一発屋が現れたあと、『俳諧鴨東新誌』148号(明治31年2月)に、息の長い朝鮮の蕉風連合が登場した。彼らは蕉風俳諧として句を詠んでいた。台湾勢も巻き返すなど海外勢の投句は無視できない。

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