春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
会員作品秀句鑑賞 - 耕人集

2022年11月(通算520号)

耕人集●2022年11月号(通巻520号)

故郷の海の匂ひや心太 石本英彦

蟇目良雨主宰 作品●2022年11月号(通巻520号)

雁渡し来世も妻と約しけり        蟇目良雨

晴耕・雨読集●2022年11月号(通巻520)

鱧つつく妻送りたる者どうし    朝妻 力

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2022年11月号

酔芙蓉より始まれる暮色かな   弾塚直子

2022年11月●通巻520号

山田春生追悼特集

月刊俳句雑誌「春耕」2022年11月号(通巻520)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

鑑賞 「現代の俳句」(20)2022年11月号

鸛遊ばせてゐる田草取 小河洋二

古典に学ぶ (112)源氏物語2022年11月号

「宇治十帖」物語の病と死⑦ 大君の病① 薫が八宮とかかわり始めてから三年ほどたった晩秋、宮が山寺に籠っている留守に宇治の山荘を訪れた薫は、思いがけずも有明月の光のもとで、琵琶と筝を合奏する姫君たちの幻想的なまでに美しい姿を垣間見た。

はいかい漫遊漫歩(194)(195)2022年11月号

若い時分、籾山梓月に「冷奴つめたき人へお酌かな」あるを拾い出し傾倒、しばらくは冷奴の亡霊に悩まされてかヤッコの句は吐けずだった。いまだに、いずれの歳時記にも梓月1句は採られていない。…遊び心の何たるかを弁えぬ没風流をこそ指弾すべきであろう。

韓の俳諧(45)2022年11月号

横井迦南は、大正5年に彌生という俳号で雑誌『朝鮮公論』に登場したが、大正6年にはホトトギスの雑詠にも句が載り、その後『朝鮮及満洲』を迦南という俳号で主戦場とし、大正7年の年賀を迦南として『朝鮮公論』に送り、そこから別れた。

「俳句文法」入門 (45) 2022年11月号

助詞は格助詞・接続助詞・副助詞・係助詞・終助詞・間投助詞の六種類がある。格助詞には次の様な種類がある。①主格②連体格③体言用④同格⑤比喩である。

「日本酒のこと」(23) 2022年11月号

9月号の麴米造りに続き、今回は清酒酵母菌と酒母造りを説明します。日本酒の造り方を知ったからといってお酒の味が良くなる訳ではありませんが、お酒ごとの香味の違い等の理解の一助になるとともに、何よりも造り手への感謝と敬意の念が湧いてきます。

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