春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
今月の秀句 - 蟇目良雨抄出

2023年8月(通算529号)

今月の秀句(蟇目良雨抄出)2023年8月号

狛犬へ一太刀浴びせ杉落葉   小島利子

2023年8月●通巻529号

緑の夜 出版記念会 吟行会

月刊俳句雑誌「春耕」2023年8月号(通巻529)俳句でつづる生活と美「春耕俳句会」発行

蟇目良雨主宰 作品●2023年8月号(通巻529号)

水羊羹老いてたのしきことばかり        蟇目良雨

晴耕・雨読集●2023年8月号(通巻529)

片空の雲なき空を鳥帰る 児玉真知子

鑑賞 「現代の俳句」(29)2023年8月号

降り止まぬアンネの薔薇の涙雨 小路智壽子

はいかい漫遊漫歩(212)(213)2023年8月号

〈 三月の甘納豆のうふふふふ 〉〈 たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ 〉を自作俳句の代表句と称する “ねんてん ”、坪内稔典さんが代表の俳句グループ「船団の会」が、平成30年9月1日発行の機関誌「船団」(第118号)で組んだ特集が話題を呼んだ。

韓の俳諧(54)2023年8月号

1917年の夏休みに、草城は父の任地である淸津(チョンジン)へ帰省し、父の職場鉄道局の、木の芽会という句会に加わって、俳句を始めた。木の芽会はホトトギスの久世車春の指導を受けていた。木の芽会には、新田如水(職場の所長かつ俳句のリーダー)、久世車春は鉄道局の指定商人であった。

古典に学ぶ (121)源氏物語2023年8月号

「病」と「死」を物語はどう描いたか⑤ 葵上① 葵上は、左大臣家で大切に養育された、いわゆる深窓の姫君である。源氏が12歳で元服した折、16歳で結婚した女性である。

「日本酒のこと」(32) 2023年8月号

日本酒はギンギンに冷えたものから超熱燗に至るまで大変に幅広い温度帯で楽しめるという、ワインやウイスキー等の他のお酒にはない特徴があります。また、瓶のままではなく他の容器に移し替えて飲むことも日本酒ならではのことです。そして、我が国には陶磁器をはじめ漆器や硝子、錫等の伝統工芸の粋が生活の隅々にまで普及し定着しており、その器と日本酒は持ちつ持たれつの関係で発展してきました。

「俳句文法」入門 (54) 2023年8月号

格助詞「して」について。「して」は体言(名詞)と動詞の連体形に接続する。

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