春耕俳句会は、有季定型の俳句と和楽の心で自然と人間の中に新しい美を探求します。第五感・第六感を働かせた俳句作りを心がけます。
主宰近詠 - 月刊俳句雑誌「春耕」掲載

蟇目良雨主宰 作品●2022年4月号(通巻513号)

一本の柱に影や料峭忌      蟇目良雨

蟇目良雨主宰 作品●2022年3月号(通巻512号)

一月のほとほと長し妻の死後    蟇目良雨

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2022年2月号(通巻511号)

竹藪の隙間をくぐり二月来る  棚山波朗        初鏡傘寿の吾に出会ふとは    蟇目良雨

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2022年1月号(通巻510号)

軍鷄の籠路地で繕ふ三日かな   棚山波朗      鍬の柄に三代の名や初田打    蟇目良雨   

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2021年12月号(通巻509号)

岩頭に波砕け散る臘八会   棚山波朗        それからの心の門を冬構    蟇目良雨

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2021年11月号(通巻508号)

奥能登の荒磯伝ひに冬来る    棚山波朗        一葉落つ虚子の其の後を見尽くして    蟇目良雨

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2021年10月号(通巻507号)

とろろ汁啜り父母聲高に    棚山波朗    送り火の燠の瞬き出しにけり    蟇目良雨

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2021年9月号(通巻506号)

去ぬ燕らし翻ることをせず    棚山波朗        灯芯蜻蛉 (とうすみ)や素十生涯三句集   蟇目良雨

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2021年8月号(通巻505号)

塩田の砂粘りつく残暑かな  棚山波朗       七夕の朝やワクチン接種受く  蟇目良雨    

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2021年7月号(通巻504号)

命あるものより空蟬長らへし 棚山波朗     疫病(えや み)より恐し虎魚の毒の鰭 蟇目良雨

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2021年6月号(通巻503号)

夜鷹鳴きいつも何かに急かれゐる 棚山波朗        風割つてとぶ熊蜂の厚き胸 蟇目良雨

棚山波朗名誉主宰・ 蟇目良雨主宰 作品●2021年5月号(通巻502号)

空と海けぢめ定かに夏来る  棚山波朗        妻癒えよ振れば音する桜貝 蟇目良雨

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